2020年10月1日、10両固定編成から4両固定編成に短縮された西武鉄道9000系9108F(クハ9108+モハ9208+モハ9908+クハ9008)が夕方から多摩湖線の営業運転に投入されました。
▲9000系9108Fがレジェンドブルー塗装で多摩湖線の営業運転に。多摩湖線ではカラーに富んだ新101系も運用されているため、それに9000系9108Fのレジェンドブルーが加わる形となったが、新101系は今後置き換えられる可能性がある。
10両固定編成から4両固定編成に短縮された9000系は黄色塗装では9102F・9105Fがおり、そちらの編成もいずれは投入されるものと思われます。前面部の種別案内表示器がテープで隠されているため、行先表示のみの9000系は新鮮ですね。残された4両のうちモハ9208とモハ9908にはもともと車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されていましたが、今回ではクハ9108とクハ9008にも連結面寄りには座席のない部分があり、車椅子マークとベビーカーマークが貼付されていないものの、当該エリアはあくまでもフリースペースとして改造されたものと思われます。多摩湖線系統に池袋線系統からの転用ではあるものの、VVVFインバータ制御車が投入されるのは初めてです。こうなると最古参の新101系の置き換えが進められそうですね。