2020年10月に日立製作所笠戸事業所で製造された東京地下鉄18000系18101Fの甲種輸送が実施されていますが、5日には東急電鉄9000系9007Fが18000系の5両(サハ18601+モハ18701+サハ18801+モハ18901+クハ18001)を鷺沼検車区まで牽引しました。
▲新製当初から大井町線に配属されている生え抜き車の9000系9007Fが半蔵門線新型車両18000系を牽引。東日本旅客鉄道横浜線内から5両ずつの輸送となるため、大井町線向けの9000系の牽引で事足りそうだ。
長津田検車区所属の9000系が今回初めて東京地下鉄18000系の田園都市線内の牽引を担当することとなります。これは9000系が普段から一部の営業列車および出入庫を兼ねた回送列車として田園都市線内を走行していることから、18000系(5両ずつ)の田園都市線内輸送に適任だったものと思われます。置き換えられる8000系と同数(全19編成)、1編成あたり5両ずつの輸送と考えると、今後田園都市線内で9000系が18000系を輸送する光景が30回ほど見られると思います。