2020年10月3日

【只今甲種輸送中】東京地下鉄18000系18101Fが登場、東急電鉄長津田検車区へ?

2020年10月2日より、日立製作所笠戸事業所で製造され鷺沼検車区配置となる東京地下鉄18000系のトップナンバーである18101Fの甲種輸送が実施されています。同系列の配属先の鷺沼検車区が東急電鉄田園都市線の鷺沼(DT-14)にあるため、この甲種輸送の終着地点は鷺沼検車区に近い長津田検車区になるものと思われます。
▲ついに8000系の後継車種、18000系が登場。トップナンバーは日立製作所笠戸事業所で製造された。合計19編成(190両)の導入となり、8000系は順次置き換えられていくことに。

今回登場した18000系は18101Fで牽引機は出発時点ではEF210形5号機が担当です。機関車次位より18101+18201+18301+18401+18501+18601+18701+18801+18901+18001となっており、18201・18401・18701・18901にはパンタグラフと制御装置が搭載されており、綾瀬検車区の16000系や和光検車区の17000系と同じく4M6T(電動車はユニットでない状態)になっているものと思われます。

さてここで気になるのは甲種輸送の終着地ですが、鷺沼検車区に最も近い長津田検車区になるものと思われます。ここは東急電鉄2020系の甲種輸送の終着地にもなっていますが、18000系の場合は鷺沼検車区の配置なので、田園都市線の終電を待って長津田(DT-22)から鷺沼(DT-14)まで移動する可能性もあります。中間車の18501と18601で分割できるようになっているため、これを考えると一旦東日本旅客鉄道中央線・横浜線の八王子(JC-22,JH-32)まで輸送したあと、5両ずつにわけて輸送することが考えられます。ただし時間帯にもよりますが、横浜線内で18000系の甲種が見られるとなると珍しいですよね。