2020年10月12日

【6両編成が牽引】小田急電鉄ロマンスカー“NSE”3100形3両がロマンスカーミュージアムに搬入へ

2020年10月12日未明、小田急電鉄ロマンスカー“NSE”3100形の3両(3221+3223+3231)が1000形1255F(6両固定編成)に牽引され大野総合車両所から海老名検車区まで回送されました。この3両はロマンスカーミュージアムに搬入されるものとみられます。
▲ロマンスカーミュージアムに搬入される“NSE”3100形の3両。ほかに1両が開成(OH42)に静態保存されている。もともと喜多見検車区に6両が静態保存されていたこの形式だが、保存展示車両の縮小から3両が解体され、3221・3223・3231の3両のみとなっている。
▲ロマンスカーミュージアムに搬入される“NSE”3100形の牽引を担当したのは動向に注意が必要な1255Fだった。しかも廃車が予想されるクハ1255が先頭のデハ3231と連結された。

これは海老名検車区でのロマンスカーミュージアム搬入への準備のためと思われ、その準備が完了し次第順次搬入されるものと思われます。これでロマンスカーミュージアムへの搬入準備が行われていない形式は“RSE”20000形の2両(元20001Fの2両)になるものと思われます。その形式には先頭車だけでなくスーパーシート車(グリーン車)の2階建て車両が1両含まれているため、搬入作業がうまくいくのかが問題ですが…。