2020年10月10日

【秋の旅立ち】東日本旅客鉄道651系1000番台横コツIR01編成の“IZU CRAILE”が長野総合車両センターへ配給輸送される

2020年10月8日から9日にかけて、東日本旅客鉄道国府津車両センターに所属していた651系1000番台横コツIR01編成(4両編成)の“IZU CRAILE(伊豆クレイル)”が長岡車両センターのEF64形1032号機に牽引され長野総合車両センターへ配給輸送されました。
▲2016年7月の運転開始から約4年半、651系1000番台“IZU CRAILE”が役目を終えて長野合車両センターへ旅立った。

この編成は長野総合車両センターで廃車解体処分になるものと思われます。0番台時代は水カツK206編成として落成、そのあと1000番台宮オオOM301編成として651系1000番台7両編成に増結される4両編成として改造され、そのあと役目を終えた4両編成のうち元宮オオOM301編成を再改造したのが“IZU CRAILE”の横コツIR01編成でした。2016年7月に運転を開始した“IZU CRAILE”は小田原(JT-16)~伊豆急下田(IZ-16)間を結ぶ臨時快速列車として設定されました。車両の老朽化のため2020年3月29日をもって臨時列車設定を終了し、6月28日にラストランが行われる予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて運転中止となり、3月29日が事実上の運転終了となりました。3月29日の運転終了以降は国府津車両センターに留置されていたものと思われます。

【651系1000番台の“IZU CRAILE”編成】
クロ651-1101(元クハ651-1101)+モロ651-1007(元モハ651-1007)+モハ650-1007+クロ650-1007(元クハ650-1007)