▲京葉車両センターに最後まで残っていた205系5000番台千ケヨM20編成がインドネシアへ旅立った。これで武蔵野線向けの205系0番台・5000番台全42編成(336両)のインドネシア譲渡が完了することになる。
これで武蔵野線向けの205系の配給輸送列車は最後となり、当初からの予定通り全42編成がインドネシアに譲渡されることになります。最後尾の編成番号は『42』でデザインは薔薇の花束のデザインに英語で“Thank you”と書かれた『ジャカルタ』幕でした。武蔵野線向けの205系がインドネシアに向けて出発するときに前半の27編成(216両)は所属先から総合車両製作所新津事業所まで輸送し、新潟港よりインドネシアへ輸出される形でしたが、28編成目の千ケヨM1編成から所属先から千葉貨物ターミナルまで輸送し、千葉港からインドネシアに輸出される形に変更され、配給輸送経路の大幅短縮とインドネシアへの輸出の推進が図られました。武蔵野線から205系が姿を消したことにより、同路線は209系500番台11編成(菱形パンタグラフ車4編成、自動放送非対応3編成)とE231系0番台33編成(自動連結器あり1編成、車外スピーカー設置準備工事あり3編成)・900番台(試作車・千ケヨMU1編成)の2系列3タイプに置き換えが完了となりましたが、一部で細かい差異がみられるので面白いですね。E231系0番台千ケヨMU22編成(元東マト118編成)の転入で京葉線カラーで唯一残っている209系500番台千ケヨ34編成の武蔵野線転入の可能性はほぼ無くなったものと思われます(試作車的扱いで故障頻発で廃車となったE331系千ケヨAK1編成の穴埋めの影響もある)。