2020年10月8日の平日E62運用(6754レ→1204レ)より、総合車両製作所横浜事業所製造の小田急電鉄5000形5054Fが営業運転に投入されました。この編成は8月20日に出場し海老名検車区に輸送され、試運転など実施していたものの、営業運転投入まで時間を要しました。▲種別行先案内表示の文字サイズ改良後の5000形5051F。就役当初は小さい文字で表示されていた『急行 新宿(OH01)』も見やすくなり分かりやすくなった。▲側面部の種別行先案内表示器。5054Fでは新製当初からこの文字サイズとなっている。
この編成の営業運転への投入で在籍する5000形の全4編成が就役したことになります。種別行先案内表示器の文字サイズは5053Fと同じく当初から大きいものとなっているほか、一部の旅客用扉には3000形3253Fと同じホームドア検知用のQRコードが貼り付けられており、他形式や他編成にも普及しているものと思われます。次に登場する5055Fは川崎重工業兵庫工場から出場するものと思われますが、5051F・5052Fと異なり種別行先案内表示器の文字サイズが大きい(改良された)状態で登場しそうです。