2024年3月27日に東海旅客鉄道浜松工場に自走回送されたN700系2000番台(N700a)幹オサX32編成が同年5月21日時点において、浜松工場内で東京方先頭車の“784-2032”の一部分が黄色く塗装されている様子が目撃されおり、注目されています。
▲先頭車の一部分を黄色く塗装されたN700系2000番台(N700a)幹オサX32編成の“784-2032”(写真手前の先頭車)。もしかして現行の923形の後継の『ドクターイエロー』に…?
▲現在の『ドクターイエロー』はこの923形。2編成14両(幹トウT4編成・幹ハカT5編成)が存在するが、これは700系をベースとした車両である。700系は西日本旅客鉄道の7000番台を除きすでに存在していない。
N700S系0番台の新製投入でN700系2000番台の置き換えが進んでいますが、3月下旬に自走で回送された幹オサX32編成では先頭車の一部が黄色く塗装され、923形ドクターイエローと同じ塗装になっているようです。廃車となるN700系2000番台を用いて検測用として転用でもするのでしょうか…?923形ドクターイエローは700系をベースとした検測用車両で、N700S系0番台が登場して以降も活躍が続いていますが、ベース車両の700系が東海旅客鉄道には存在しないことや(営業運転で残るのは西日本旅客鉄道の7000番台レールスター車両)、N700系2000番台の廃車が次々と進められていることから、923形の活躍がどうなるのか気になるところではあります。