2024年5月7日、小田急電鉄1000形1057F(4両固定編成)と8000形8260F(6両固定編成)が撮影用の特別団体専用列車としてそれぞれ走行しました。なお1057F(4両固定編成)は夜間に多摩線唐木田(OT07)~小田原線新宿(OH01)間、8260F(6両固定編成)は多摩線内を往復するのみとなっています。
▲箱根登山鉄道専任でない1000形4両固定編成の1057Fが珍しく撮影用の特別団体専用列車に使用された。このとき座間(OH31)での人身事故当該だった8000形8059F(4両固定編成)が8262F(6両固定編成)と組んで運用復帰したため、一時的に解放されたあと喜多見検車区唐木田出張所に回送されていた。ただし1057Fは特別団体専用列車充当後に海老名検車区に戻っており、8日の平日E12運用に充当されている。
▲8000形6両固定編成で撮影用の特別団体専用列車に充当された8260F。その際に大野総合車両所から喜多見検車区唐木田出張所に回送されていた。長らくの単独編成が続いており、最近は大野総合車両所での予備留置となることが多く、2024年度からは西武鉄道への譲渡が控えているだけに、動向が注目されている。
多摩線内のみの特別団体専用列車は4月にも運転されていたことがあるため、何らかの撮影用のためと思われます。8000形8260Fは日中時間帯の多摩線を往復し、最初の往復では『団体専用』と表示されていましたが、2往復目以降は誤乗防止の観点からか『回送』となっています。1000形1057Fは夜間の多摩線と小田原線新百合ヶ丘(OH23)~新宿間を単独で走行し、最初の往復で『団体専用』となった以外は誤乗防止から『回送』表示での運転となったようです。8000形の特別団体専用列車は4月に8053F+8253Fで運転されていたことがありましたので、それ以来となるでしょうか。なお1000形1057Fは海老名検車区から、8000形8260Fは大野総合車両所からそれぞれ喜多見検車区唐木田出張所に自走回送され、使用後はそれぞれに返却されていました。