2024年5月25日

【検査出場で復帰】小田急電鉄3000形3654F(旧東急車輛製造4次車・8両固定編成)、車内防犯カメラが設置される

2024年5月24日、小田急電鉄大野総合車両所に入場していた3000形3654F(旧東急車輛製造4次車・8両固定編成)が検査を受けて出場し、小田原線内で試運転を行いました。25日には6815レ(土曜休日B17運用・厚0658←海0653)から営業運転に復帰しています。
▲3000形の旧東急車輛製造4次車で主電動機が全密閉モーター仕様に変更された3654Fだが大野総合車両所を検査出場。D-ATS-Pの二重系化が行われたほか、同形式では初の八幡電気産業製造のLED照明と一体化した車内防犯カメラが取り付けられた。
▲写真は1000形1093F(10両固定編成)に設置された八幡電機産業製造の車内防犯カメラ。LED照明と一体化されたものとなっている。3000形ではリニューアル車両(一部編成を除く)を含めてアンデス電気株式会社の車内防犯カメラが設置されていたが、3000形での八幡電気産業株式会社のものは初めてとなる。

今回の入場でD-ATS-Pの二重系化が実施されたほか、LED照明と一体化した車内防犯カメラが設置されました。3000形に設置されている車内防犯カメラはリニューアル車両(一部編成を除く)を含めてアンデス電気株式会社のものがメインとなっていましたが、今回は1000形1093F(10両固定編成)と同様の八幡電気産業株式会社のものが設置されました。八幡電気産業株式会社の車内防犯カメラが設置されるのはなんと1000形1093F(10両固定編成)以来となります。今後リニューアル車両となる3000形3269F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)の防犯カメラのメーカーがどうなるか気になりますね。当該編成の下り方3両のリニューアル更新工事が進み、側面帯(インペリアルブルーに変更予定)のない姿で入換されていましたが、車番はホームドア対応のものが追加表記されているほか、3265F3267Fと同様に旅客用扉が交換されました。