2024年5月18日の2042レ(土曜休日14運用)より、相模鉄道10000系8両固定編成の10705Fに登場時からの初代塗装をイメージしたピーコックグリーンの『懐かしの若草版』のラッピング電車、同日の2048レ(土曜休日50運用)より、同系列10両固定編成の10708Fに登場当時の8000系・9000系を継承して赤帯で登場したらという想定の『往年の赤帯版』のラッピング電車としてそれぞれ運用を開始しました。両編成ともに同年11月頃まで運用される予定です。
▲登場当初から2代目塗装変更までの塗装をイメージしたピーコックグリーン塗装『懐かしの若草版』のラッピングを先頭車の一部に施された8両固定編成の10000系10705F。同編成の横浜(SO-01)寄り先頭車のクハ10705ではロゴマークも初代仕様が復刻されている。
▲登場当時のピーコックグリーンではなく8000系・9000系を継承する赤帯で登場した想定の『往年の赤帯版』のラッピングを一部に施された10000系10708F。この編成では過去に何度か『ウルトラヒーロー号』として赤色塗装で運用されていたことがある。
10000系では制御装置更新と、前照灯移設・種別行先案内表示器と列車番号表示器の更新が進められており、登場当時の姿を残すのは半数の4編成となっています。登場当時の姿を維持している10705F(8両固定編成)と10708F(10両固定編成)を用いて、10705Fには登場当時のカラーリングをイメージしたラッピング、10708Fには8000系や9000系の登場時を継承する赤帯で登場した場合を想定したラッピングが施され、運転区間は相鉄本線といずみ野線のみとなります(通常ダイヤでの新横浜線での定期運用はありません)。ちなみに8両固定編成は5運用(平日は11運用~15運用に限定)、10両固定編成は19運用(50運用~59運用・61運用~69運用)で運用されますが、運転時刻は公表されていませんのでご注意。