2024年5月20日

【来冬新車導入も】京成電鉄が2024年度鉄道設備投資事業計画を発表

2024年5月20日、京成電鉄が2024年度鉄道設備投資事業計画を発表しました。今年度の投資額は約243億円です。今回も簡単に紹介させていただきます。
▲【車両面】老朽化が進んでいる3500形を置き換えるため、2両単位で柔軟に編成車両数を変えられる新型車両として3200形を新製する。同形式では制御電動車を編成中間に組み込むことも想定するため、車両貫通扉は中央に配置される。2024年度は6両1本を導入する。
▲【設備面】駅設備リニューアルが完了する京成本線市川真間(KS-14)。この駅では母の日に近い5月中旬には期間限定で駅名標が『市川ママ』となることが恒例になっている。

今年度の新製車両は3200形6両で、2両単位で柔軟に組成できるようにするほか、編成間連結および車両間連結時の相互の車内移動を容易にするため、制御電動車は中央に貫通扉を配置する構造とします。登場するのは6両ですが、減車して4両にもできるような車両になりそうですね。2編成目が登場すれば8両にもできそうな気がします。基本ベースは3100形になるでしょうか。

設備面では押上線四ツ木(KS-48)~青砥(KS-09)間の連続立体交差事業の継続、青砥・京成高砂(KS-10)・鬼越(KS-17)でのホームドア設置推進、勝田台(KS-31)での南口エレベーターの設置、新千葉(KS-58)でのエレベーター、スロープ、バリアフリートイレの整備、大森台(KS-62)でのエレベーター、バリアフリートレイの整備、京成本線上の荒川橋梁架替工事、宗吾参道(KS-38)でのホーム改修工事、京成佐倉(KS-35)などでのホーム上家耐震化工事、千原線千葉寺(KS-61)~ちはら台(KS-65)間での高架橋などの耐震化工事、京成成田(KS-40)~空港第2ビル(KS-41)間などでの法面補強工事、青砥・市川真間・京成中山(KS-18)での駅施設リニューアル、実籾(KS-29)・公津の杜(KS-39)の駅トイレのリニューアル、通勤形車両車内への防犯カメラ設置などが予定されています。