2022年4月30日、東日本旅客鉄道209系2000・2100番台4両2編成を転用改造した伊豆急行3000系Y1編成(元千マリC609編成)・Y2編成(元千マリC601編成)の『アロハ電車』が営業運転を開始しました。当面は自社線内運用とするために一部車両交換も生じる見通しです。
▲千葉の海沿いを駆け抜けた元209系2000・2100番台が3000系『アロハ電車』として静岡の海沿いを駆け抜ける。先頭車はセミクロスシート、中間車はロングシートで各編成の伊豆急下田(IZ-16)寄りから2両目には車椅子対応の洋式トイレが設置されている。
運用初日はY2編成(元千マリC601編成)が充当され、自社線内での運用に限定するため伊東線熱海(JT-21)発の列車(5633M列車)と伊東(JT-26,IZ-01)発の列車(661列車)は途中の伊豆高原(IZ-06)で出入庫を兼ねた車両交換を行うので気をつけてください。なお3000系の運用はホームページに公表されていますので容易に狙うことができます。伊豆急行の車両では特急『踊り子』のE257系2000番台、『サフィール踊り子』のE261系を除き、初のVVVFインバータ制御車両ということで、『踊り子』との共演や2100系『リゾート21』(キンメのR3編成・黒船電車のR4編成)との共演が見られますね。
【3000系『アロハ電車』運転ダイヤ】
※4月30日~5月12日・14日・15日運転
下1034←高0951 5633M列車(一部区間)
下1100→高1149 644列車
※5月2日・6日・9日~13日運転
下1616←高1529 649列車
下1625→伊1742 704列車
高1833←伊1806 661列車(一部区間)