2022年4月23日

【最後の出場に】東京地下鉄17000系17195F(8両固定編成)が近畿車輛製造を出場、綾瀬検車区に甲種輸送される

2022年4月22日から24日にかけて、近畿車輛製造で製造された東京地下鉄17000系8両固定編成のラストとなる17195Fの甲種輸送が綾瀬検車区まで行われました。同編成は2022年度分の3編成目の投入となり、和光検車区向けの17000系は全21編成180両が出揃いました。
▲17000系8両固定編成のラストナンバーの出場で同系列はすべて出揃った。17195Fが出場する前に7000系7134Fが和光検車区新木場分室に廃車のため自走回送されており、7000系の置き換えが一足早く完了した形になっている。
▲7000系と同じ数(21編成)の17000系が投入されたが、全体の3分の2は8両固定編成であるため、副都心線と直通運転先の東急電鉄東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線では見かける機会が多いが、有楽町線では見かける機会が少ない(10000系と共通運用)。

17000系8両固定編成は今年度分3編成目で、同系列の新製投入が完了します。なお7000系は7134F(8両固定編成)がすでに和光検車区新木場分室に回送され、廃車除籍処分となることが予想されているため、7000系の置き換えはすでに完了している形になっています。ただし17000系8両固定編成に何らかのトラブルがあって予備車確保が難しいなどの事情が入った場合は10000系のうち8両固定編成に組み替えられる10101F~10105Fのいずれかが代走として運用される可能性はありそうです。この次は8000系の置き換えに移行しますので、日立製作所笠戸事業所で18105F以降の編成が製造されているものと思われます。