2022年4月4日

【濃紺の車両が深夜の中華街に!】相模鉄道20000系20107F(10両固定編成)が東急電鉄東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線に入線

2022年4月3日か、相模鉄道20000系20107F(10両固定編成)が直通運転先の東急電鉄東横線武蔵小杉(TY-11)~横浜(TY-21,MM-01)間と、横浜高速鉄道みなとみらい線横浜~元町・中華街(MM-06)間に試運転で入線しました。直通運転では日吉(TY-13,MG-13)から新横浜線を経由するため、ダイヤ乱れを想定した入線試験と思われます。
▲“YOKOHAMA NAVYBLUE”の20000系20107Fが終電後深夜の東横線武蔵小杉以西の区間を走り抜け、なんと元町・中華街まで足を踏み入れた模様だ。20000系は通常の営業運転時は自社のホームに入線し発着するが、試運転で東横線・みなとみらい線の地下ホームに入線する形になった。
▲20000系20107Fは10両固定編成の現在のラストナンバーである。ただ自社線内と直通運転先で女性専用車の位置が異なっている。その問題をどう解消するのだろうか。

この編成は1月から2023年3月の相互直通運転開始に向けた乗務員訓練などのため、元住吉検車区などに貸し出されています。今回の試運転では直通運転開始後にダイヤが乱れたときに20000系が東横線側に閉じ込められたときを想定してか、直通運転開始後は通常では入線しないと思われる東横線武蔵小杉~横浜間とみなとみらい線全区間を走行し、元町・中華街まで入線したようです。なお東横線内基準では号車番号は渋谷(TY-01,F-16)寄りが1号車となっており、20000系(21000系)もそれに合致していますが、女性専用車の位置が異なっており(東横線は1号車だが、相鉄本線などでは最後尾8号車(8両固定編成)または10号車(10両固定編成)である)、ここをどう解決していくかがポイントになりそうです。