2020年4月11日、東日本旅客鉄道E231系900番台千ケヨMU1編成(クハE231-901以下8両)のクハE231-901・クハE230-901の乗務員室に最も近い旅客用扉横の戸袋のJRロゴマークが復活し、759E列車(平日59E運用・美0700→西0727)より運用に入り、京葉線以外に直通する普通列車『むさしの』・『しもうさ』でも運用されています。
▲もともとは209系950番台として登場したE231系900番台千ケヨMU1編成。武蔵野線への転用の際に側面帯部分にJRロゴマークを配したため、戸袋部分のものはいったん消去されていた。約2年ぶりに戸袋部分にも復活したのはなぜなのだろうか。
▲戸袋部分のJRロゴマークが消去されていたE231系900番台。JRロゴマークを消去した以外は外観上では車番と窓の構造のみで判別するしかなかった。E231系0番台の武蔵野線転用と205系0番台・5000番台の置き換えが完了したためか、約2年ぶりに復活させたか。
E231系900番台元八ミツB901編成としては、2020年3月に武蔵野線への転用改造のために大宮総合車両センターに入場したのを最後に両先頭車の戸袋部分のJRロゴマークが一旦消去され(同年7月に出場し京葉車両センターに転属)、側面部の帯に重なるようにJRロゴマークを配置したため、側面窓の構造(209系500番台と同じ窓構造)や車番(ハイフン以下に900)だけで判別するのみとなっていました。しかしE231系0番台千ケヨMU22編成(クハE231-20以下8両・元東マト118編成)の京葉車両センター転入をもって同系列の転属と205系の置き換えが完了したからなのか分かりませんが、再びE231系0番台との区別を図るようにするためか同じ場所のJRロゴマークを復活させた可能性があります。これはある意味嬉しい復活といえますね。