2022年3月2日から5日にかけて、川崎車両株式会社兵庫工場で製造され海老名検車区に甲種輸送された小田急電鉄5000形5060Fが4月4日に小田原線海老名(OH32)~小田原(OH47)間で性能確認試運転を実施しました。
▲新製出場から約1ヶ月、5000形5060Fがついに足慣らしを始めた。この編成は屋根上部の一部仕様が変更されているようである。
今回の5060Fではこれまでの編成と異なり、屋根上部いなる空調の排水吹き込み対策のための足踏み板のようなものの設置が省略されており、ややすっきりした印象です。この前には1000形1754F(ワイドドア車6両固定編成)が廃車解体処分に向けた動きをし始めているためにこの穴埋めの役割を果たすことになりそうです。なお試運転開始が4月以降になったのはこの編成がおそらく2022年度分導入のためと思われるためです。
【これまでに登場した5000形】※2022年4月4日現在
<川崎車両株式会社(旧川崎重工業兵庫工場)>
5051F・5052F・5055F・5056F・5060F
<総合車両製作所横浜事業所>
5053F・5054F
<日本車両製造豊川製作所>
5057F・5058F・5059F