2022年4月12日から13日にかけて、総合車両製作所横浜事業所で製造された東急電鉄目黒線の3000系に増結される中間車両6両が出場し長津田検車区までの甲種輸送が実施されました。総合車両製作所横浜事業所から新鶴見信号場まではDD200形20号機が牽引しました。
▲3000系の中間増備車は早くも全13編成分(26両)が出揃った。今回は3002F・3004F・3008Fの分となる。3000系の全体在籍両数は100両を越え104両となった。残るは5000・5080系の中間増備車の分となる。
今回出場した中間増備車はデハ3502+サハ3402、デハ3504+サハ3404、デハ3508+サハ3408の3編成分6両で、3002F・3004F・3008Fに組み込まれる分です。今回の甲種輸送で3000系の中間増備車(13編成分26両)はすべて出揃いました。3000系の全体在籍両数も100両を越え104両となりました。なお3000系の中間増備車は付随車で5000系6扉車の廃車発生品(台車)が一部活用され、5000系列以降の車両をベースとしているため組み込んだ際の違和感がありそうです。3000系では一部編成で種別行先案内表示器のフルカラーLED式への更新がなされており、中間増備車に合わせるものとみられます。中間増備車も奇数・偶数の編成で制御装置が変わっているのでしょうか。3000系が8両固定編成で運用を開始した時には注目したいところですね。