2022年4月21日、東日本旅客鉄道横浜支社が現在の東海道線横浜(JT-05)~新橋(JT-02)間の開業150周年を記念して、185系200番台宮オオB6編成(クハ185-212以下6両)を使用して団体専用列車『鉄道開業150年記念号』を6月4日・5日に運転することが発表されました。
▲185系200番台は宮オオB5編成(6両固定編成)が廃車除籍処分となって以降、宮オオB6編成の孤軍奮闘が続いている。この編成の団体専用列車運用はいつまで続くだろうか。
運転経路は4日と5日で異なり、4日は横浜を出発し、新鶴見信号場で折り返し、南武線尻手(JN-02)に繋がる尻手連絡線を通り、南武線支線を通り浜川崎(JI-08,JN-54)で折り返します。そのあと川崎新町(JN-52)から分岐する東海道貨物線支線(高島線を含む)を通り、根岸線桜木町(JK-11)までショートカットしてから根岸線を走行し、大船(JT-07,JK-01)から東海道貨物線に転線し、小田原(JT-16)で東海道線(旅客線)に転線、根府川(JT-18)まで移動した後停車して折り返し、小田原から茅ヶ崎(JT-10)あたりまで貨物線を再度走行し、東海道線(旅客線)を通って横浜に戻って来る経路、5日は横浜を出発し、藤沢(JT-08)を過ぎたあたりで貨物線に転線、小田原まで走行し、そのあと根府川まで東海道線を走行、その後折り返し、小田原から貨物線を再度走行し、今度は大船手前で根岸線に入線、桜木町まで走行した後、東海道貨物線支線で浜川崎まで移動した後、折り返して新鶴見信号場まで南武線支線と尻手連絡線を経由して向かい、新鶴見信号場から貨物線を走り、最終的に横浜に辿り着く経路となっています。横浜を始発終着として神奈川県内の貨物線や短絡線などを通っていく経路になりますね。なお茅ヶ崎では3番線・4番線(ただし通常時は平日朝晩のみ使用するホームであるためシャッターが下りておりコンコースには出られないので注意)に約10分間、根府川では3番線に約40分停車し(折り返しを兼ねるため)、ホーム上に降りることができるようです。なお運転時刻も両日で異なるので確認しておきましょう。
始終着の時刻が記載されており、4日は横浜を10時00分前に出発し、14時35分前に到着、5日は横浜を10時45分前に出発し、15時25分過ぎに到着するダイヤとなっています。運転日当日の横浜では大変な混雑が予想されますので、マナーを守り、ホーム上からの転落などがないようにしていきましょう。根府川でも横浜ほどではありませんが、撮影の際には線路上に転落しないよう気をつけましょう。通過する線区のほかの駅で撮影される場合も同様です。先頭車には鉄道開業150周年記念ヘッドマーク(特性ステッカー)の掲出もありますので、撮影場所に悩むことは必至ですね。