2021年5月13日

【廃車は30両に】東日本旅客鉄道209系2000・2100番台千マリC626編成と中間電動車4両の10両が配給輸送される

2021年5月12日、東日本旅客鉄道幕張車両センター所属の209系2000・2100番台千マリC626編成(クハ209-2126以下6両)とモハ209-2125+モハ208-2125・モハ209-2129+モハ208-2129の合計10両がEF64形1032号機に牽引され、長野総合車両センターまで配給輸送されました。すべて廃車解体処分に伴うものと思われます。
▲廃車除籍となった209系2000・2100番台千マリC612編成と千マリC618編成。いずれの編成も輸送の際に車両短縮で余剰となった中間電動車ユニット2組4両が組み込まれた。
▲房総エリアの南半分と鹿島線の主力車両であるE131系。ワンマン運転を基本としている。

このうち千マリC626編成は209系2000・2100番台の6両固定編成のラストナンバーですが転用改造は最後に出場した元千マリC618編成よりも早かったですね。この中間に差し込まれたモハ209-2125+モハ208-2125は元千マリC613編成(クハ209-2113以下6両、現在の千マリC445編成)の余剰車、モハ209-2139+モハ208-2139は元千マリC620編成(クハ209-2120以下6両、現在の千マリC448編成)の余剰車で、トイレを設置していないハイフン以下奇数番号のユニットです。これらの廃車で209系2000・2100番台の廃車は30両となり、E131系0番台・80番台の合計導入数(24両)よりも6両多く廃車されたことになります。