2021年5月16日

【塗装は変わらず】元東京地下鉄03系03-129F、北陸鉄道浅野川線でデビュー

2021年5月15日、元東京地下鉄日比谷線の03系03-129Fの2両(03-129+03-829)が北陸鉄道浅野川線での営業運転を開始しました。なお前面部・側面部の帯が橙色となった03-139Fとは異なり、日比谷線時代の塗装を維持しています。
▲北陸鉄道に譲渡された03系03-129Fが新天地デビュー。この編成は日比谷線時代の帯を維持している。種別行先案内表示器がフルカラーLED化されているが、北陸の地で日比谷線時代の姿を見ることができる。
▲東京地下鉄日比谷線時代の03系03-129F。同系列の03-109Fから03-128Fまでは両端2両が5扉車組み込みであったが、この編成以降は最初から全車3扉車に戻っていた。なお北陸鉄道浅野川線では03-100形は下り方の制御電動車となっている。

北陸鉄道の03系はこの03-129Fで2編成目であり、昨年夏に西日本旅客鉄道金沢総合車両所松任本所に留置中の姿を目撃し、北陸で再会するとは思っていなかったので、入場中の貴重な姿が見られたのはいい思い出です。北陸鉄道にはあと3編成(6両)が導入されることとなっていますので、03系は2023年度までに5編成10両が入ることになりそうです。昨年は03-139Fだけでしたので、毎年度1編成~2編成の導入になりそうです。