2021年5月1日

【検査入場…それとも…?】東日本旅客鉄道E217系横クラY-45編成、東京総合車両センターに入場

2021年4月28日、東日本旅客鉄道E217系横クラY-45編成(クハE217-45以下11両)が東京総合車両センターへ自走回送され、入場しました。ドアステッカーは撤去された状態であるため、今後の動向が注目されます。
▲ドアステッカーの無い状態で東京総合車両センターに入場したE217系横クラY-45編成。車両解体というと長野総合車両センターのイメージが強いうえ、E217系の東京総合車両センターへの入場はほとんどが検査入場というイメージがある。

東京総合車両センターでは本来車両の解体作業を行うイメージはあまりなくどちらかというと検査がメインだと思います。しかしながら過去に山手線から撤退した205系で最後まで残っていたサハ205形2両と、E231系500番台の元10号車サハE231形4600番台4両(ハイフン以下4602・4604・4605・4606)を解体したことがあるため、E217系でも廃車の際にそこで解体するのではないかという憶測があるのです。ただし私自身は長野総合車両センター以外での解体のイメージがあまりないため、解体という予想はほとんど考えていません。E131系に置き換えられた209系2000・2100番台の廃車もあるため、廃車車両が集約される長野総合車両センターでの留置場所や収容能力の関係もあるのかもしれません。E235系1000番台の投入が今年度も発表されたなか、横クラY-45編成の動きが気になるところではあります。同編成に近い番号の横クラY-43編成・横クラY-44編成・横クラY-49編成はすでに廃車解体処分となっていますから、東京総合車両センターでの解体作業の可能性は完全にゼロではありませんが…。