2021年5月24日

【帰らぬ旅路へ】東日本旅客鉄道215系横コツNL-4編成が盛岡車両センター青森派出所へ配給輸送される

2021年5月21日、東日本旅客鉄道国府津車両センターに所属していた215系横コツNL-4編成(クモハ215-4以下10両)が長岡車両センター所属のEF81形140号機に牽引され盛岡車両センター青森派出所へ配給輸送されました。この編成は近く廃車解体処分になるものと思われます。
▲215系横コツNL-4編成がEF81形140号機に導かれ旅立った。横コツNL-3編成では『快速アクティー』を表示していたが、横コツNL-4編成では『回送』表示だった。残るは疎開中の編成を含めて横コツNL-1編成と横コツNL-2編成の2本のみである。

前回の横コツNL-3編成の配給輸送列車が運転されて以降、気になっていた終着地は長野総合車両センターではなく盛岡車両センター青森派出所となったようです。横コツNL-3編成の分では東北エリアで不通区間があったために一旦秋田総合車両センターに入り、そのあと盛岡車両センター青森派出所へ輸送されたようです。製造から約28年が経っている215系ですが今更ながらの転用改造は考えにくいですからねぇ…。

残る215系は横コツNL-1編成と東海道線平塚(JT-11)に疎開留置中の横コツNL-2編成のみとなります。いずれはこれらの編成も盛岡車両センター青森派出所へ向かうことでしょうね。しかしながらなぜ長野総合車両センターや郡山総合車両センターではなく盛岡車両センター青森派出所での解体という判断になったのでしょうか。