2021年5月19日

【日車製は初めて!】小田急電鉄5000形5057Fが日本車両製造豊川製作所を出場、甲種輸送される

2021年5月18日、小田急電鉄5000形5057F(クハ5057+デハ5007+デハ5107+サハ5157+サハ5257+デハ5207+デハ5307+サハ5357+デハ5407+クハ5457)の甲種輸送が実施されています。この編成は初めて日本車両製造豊川製作所にて製造された5000形となります。
▲徐々に数を増やす2代目5000形で初めて日本車両製造豊川製作所で製造された5057Fが登場した。日本車両製造豊川製作所で小田急電鉄の車両が製造されるのは2018年3月に就役のロマンスカー“GSE”70000形以来だが、通勤形車両は主力車両の3000形7次車以来だ(写真は総合車両製作所横浜事業所で製造された5053F、川崎重工業兵庫工場で製造された5055Fである)。
▲1000形6両固定編成のノーマルドア車6編成うち半数の3編成は10両固定編成への大規模改造工事で改番されており、1251F・1253F・1254Fのみが残っている。未更新の1000形4両固定編成の廃車などで1000形同士の4両+6両もほとんど見られなくなり、単独運用も増えているため、動向が注目される。

日本車両製造豊川製作所で小田急電鉄の車両が製造されるのはロマンスカー“GSE”70000形以来ですが、通勤形では主力車両の3000形7次車(登場当時3276F・3277F・3278F・3279F・3664F・3665F、現在は3276F・3277F以外が10両固定編成となっている)以来のことで約15年ぶりのことです。2021年度の事業計画では5000形は10両4編成(40両)の増備を発表しており、出場した5057Fは2021年度分とみてよさそうですね。

【これまでに登場した5000形】※2021年5月18日現在
<川崎重工業兵庫工場>
5051F・5052F・5055F・5056F
<総合車両製作所横浜事業所>
5053F・5054F
<日本車両製造豊川製作所>
5057F