2021年5月31日

【信州で再デビューも?】東武鉄道20000系の一部車両、松本電鉄(アルピコ交通)に譲渡へ

2021年5月29日、東京地下鉄日比谷線直通系統から撤退した東武鉄道20000系列のうち、21803Fおよび21853Fの一部車両が陸送されました。京王重機にて他社譲渡に向けた改造工事を受けるものと思われます。
▲20000系列(写真)で伊勢崎線・日光線系統への転用対象外だった中間車両の一部が京王重機へ陸送されているようだ。他社への転用改造工事を受ける可能性が高い。床下機器に『アルピコ』とあるため、松本電鉄へ譲渡ということなのだろう。

20000系列が他社に譲渡されるのは初めてのことと思われます。すべて編成の中央(4・5号車)に連結されていた中間電動車であるため、いずれも先頭改造のうえ2両編成として投入する形になるものと思われます。松本電鉄の既存車両は元京王電鉄3000系を改造した3000系で運用されており、これを置き換える可能性があり得そうです。改造の際に半自動ドアスイッチやワンマン運転対応機器の搭載が予想されますね。どんな姿になって出てくるのでしょうか。