2021年5月28日

【故障で離脱中だった】東京地下鉄7000系8両固定編成で初の廃車除籍は7115Fに

2021年5月26日、東京地下鉄和光検車区所属の7000系7115F(8両固定編成)が同新木場分室から陸送されました。廃車解体処分に伴うものと思われます。同系列の8両固定編成の廃車は初めてのことです。
▲7000系8両固定編成(写真は東急電鉄東横線菊名(TY-16)で小休止する7109F)の初の廃車は昨年の故障で運用を離脱していた7115Fに。17000系の初の8両固定編成である17181Fが登場したこともあったのだろう。
▲最後まで残っている10両固定編成の7000系7101F。この編成の動きにも気をつけたい。

7000系8両固定編成の最初の廃車となった7115Fは昨年夏に車両故障で運用を離脱し、秋に和光検車区新木場分室に自走回送されていました。このときに17000系の導入が発表されたことから、運用復帰はせず新木場分室にそのまま留置されていたものと思われます。ただし廃車除籍は17000系8両固定編成の17181Fが登場したタイミングで廃車に向けた陸送の準備をしていたものと思われます。17000系8両固定編成は今年度分12編成(17181F~17192F)が導入されますので、7000系8両固定編成の置き換えも進められそうです。8両固定編成の7000系は残り14編成(112両)となりました。