2021年5月26日

【11000系そっくり】相模鉄道10000系10702F(10両固定編成)、2代目塗装のまま試運転

2021年5月25日、東日本旅客鉄道長野総合車両センターで制御装置更新工事を受け、かしわ台車両センターで改造工事を受けていた相模鉄道10000系10702F(10両固定編成)が2代目塗装のまま試運転を実施しました。前照灯の位置が変更され種別行先案内表示器がフルカラーLEDに変更されています。
▲(イメージ)11000系とほぼそっくりそのままの姿で試運転を実施した10000系10702F。
▲(イメージ)11000系の通常塗装(写真の11004Fは現在8代目そうにゃんトレインとして運転しています)。前照灯と種別行先案内表示器が変更された10000系10702Fと見比べてほしい。
▲(イメージ)制御装置が更新された10000系10701F。制御装置更新後の試運転では2代目塗装のままで前照灯や種別行先案内表示器は交換されていなかった。そのあとの3代目塗装への変更の際に前照灯がLED化され種別行先案内表示器がフルカラーLED式に交換されている。

長野総合車両センターでは制御装置の更新工事のみが実施されたため、かしわ台車両センターで前照灯のLEDへの交換と位置変更、種別行先案内表示器のLED式からフルカラーLED式への換装が実施されたようです。前回の10000系10701Fでは3代目塗装の“YOKOHAMA NAVYBLUE”への変更前は前照灯や種別行先案内表示器が交換されていませんでしたので、今回の改造後の10702Fの姿を見て11000系にほぼそっくりという印象が強いかもしれません。まだ3代目塗装にはなっていませんので、あの姿のまま営業運転に復帰するのか、それとも3代目塗装に変更して復帰となるのかは分かりませんが、今年度の事業計画では3代目塗装への変更には言及されませんでしたので、11000系そっくりの10000系10702Fがそのまま復帰という可能性も捨てきれませんね。