2021年5月22日

【波動輸送用に】東日本旅客鉄道E257系5500番台宮オオOM-52編成が大宮総合車両センターに配属

2021年5月21日、東日本旅客鉄道秋田総合車両センターに入場していたE257系500番台千マリNB-09編成が新たに5500番台宮オオOM-52編成に改造されて出場し、大宮総合車両センターに配属されました。500番台から改造の波動輸送向け5500番台は初めてのことです。
▲様々な臨時列車などの波動輸送向けに活躍するE257系5500番台が大宮総合車両センターに新たに配属された。改造種車は元500番台千マリNB-09編成でありハイフン以下の番号は5509となっている。185系200番台の代替として活躍が期待される。
▲様々な臨時列車などの波動輸送向けにE257系0番台を改造のE257系5000番台も登場することとなっている。元0番台長モトM-105編成はどうやら5000番台宮オオOM-91編成となるようである。改造種車の番号が用いられており、ハイフン以下の番号は5005となっている。
▲写真のE257系2000番台・2500番台ではペニンシュラブルーが用いられたが、波動輸送向け編成では0番台時代の白色を維持しつつも緑色が新たに使用されている。

波動輸送向けの最初の編成となるE257系5500番台宮オオOM-52編成はクハE257-5509+モハE257-5509+モハE256-5509+モハE257-6509+クハE256-5509となっており、電動車の制御装置が更新されているほか、ハイフン以下の番号には5000が追加されています。なおクハE257-5509(元クハE257-509)に設置されていた幌は撤去されていますが連結器自体は残されています。このために物理的には5000番台と5500番台または5500番台同士での連結はできそうな気がしますが、幌自体がないために編成間を移動することはできなくなりそうです。豊田車両センターに常駐している千マリNB-10編成~千マリNB-12編成と同じように単独充当が基本となりそうな予感がします。185系200番台では6両編成でしたので、E257系5500番台ではそれよりも1両少なくなります。

なお0番台長モトM-105編成を改造する5000番台のトップナンバーですが、どうやら宮オオOM-91編成となるようです。0番台からの半室グリーン車(サロハE257形)は2000番台ではすべてグリーン車となるようにサロE257形2000番台に改造されましたが、波動輸送向けの5000番台では半室グリーン車のまま維持され、サロハE257-5005となっているようです。2000番台では全車グリーン車のところが5000番台では半室グリーン車のままであるのが面白いですね。0番台自体も長モトM-111編成のみを残しており、同編成が入場すると0番台は区分消滅することになります。