2020年7月31日

【塗装はそのまま?】西武鉄道9000系9108F、レジェンドブルーのまま4両編成に

2020年7月28日、西武鉄道9000系9108F(2代目L-train)のうち横瀬車両基地での廃車解体を免れた両先頭車と中間車2両の合計4両(クハ9108+モハ9208+モハ9908+クハ9008)が武蔵丘車両検修場を検査出場し、試運転を実施しました。
▲9000系9108Fが2代目“L-train”として運用されていた当時のレジェンドブルーの塗装を保ったまま4両編成で検査出場した。なおモハ9208にはパンタグラフが増設されている。

今回4両編成に短縮された9108Fはレジェンドブルー塗装が維持されており、池袋線内基準で飯能(SI-26)寄りからクハ9108+モハ9208+モハ9908+クハ9008と組成されており、10両編成時代に車両番号の上部に表記されていた『クハ』と『モハ』の表記が消去されています。また前面部の種別行先案内表示器の種別部分のみがテープで隠されており基本的には使用しないものとみられます。さらにモハ9208にはシングルアームパンタグラフが増設されて2基搭載となっているほか、モハ9908には弱冷房車が設定されています。このため9000系9108Fは4両編成に短縮されたあと、ワンマン運転に対応する改造工事を施工されたものと思われます。こうなると最古参の新101系の置き換えが進められそうですね。なお黄色塗装では9105Fも4両編成となっているため、こちらもワンマン運転対応改造が実施されるものとみられます。