2020年7月29日

【初の増備】相模鉄道20000系20102Fが日立製作所笠戸事業所を出場、甲種輸送される

2020年7月27日より、日立製作所笠戸事業所で製造された20000系20102Fの甲種輸送がかしわ台車両センターまで行われています。相模貨物ターミナルまでは牽引機はEF210形126号機が担当しているようです。
▲出場から約3年、2019年にローレル賞を受賞した1編成のみの20000系についに増備車が登場した。今年度分は全6編成が日立製作所笠戸事業所で製造されるものとみられる。

2017年8月の登場から約3年が経ちますが、20000系が増備されるのはこれが初めてのことです。この系列は2019年11月に東日本旅客鉄道埼京線との相互直通運転が開始となる直前に踏切事故に巻き込まれ、2020年4月まで運用を離脱していました(運用復帰の際には車内自動放送の駅ナンバリング対応などを実施)。同系列は鋭意工事が進められている東急電鉄新横浜線方面との直通運転に向けて導入される車両であり、2022年度以降には西谷(SO-08)から本線と分岐する新横浜線方面に本格的に乗り入れる予定です。