2020年7月21日

【引退前ラスト??】京成電鉄3600形3688編成(6両編成)がリバイバル塗装に変更へ

2020年7月20日、京成電鉄が1982年から営業運転に投入している3600形で残っている3688編成(京成上野[KS-01]寄りから3688+3687+3686+3683+3682+3681)が8月1日から従来の赤色と青色から就役当時の塗装であるファイヤーオレンジに変更されることが発表され、8月1日の特別臨時列車から運転を開始します。
▲3600形の就役当時のファイヤーオレンジに変更される3688編成。ちなみにこの写真は東京都交通局浅草線の直通運用にも使用されていたときの3688編成を三田(A-08,I-04)でキャッチしたものである(写真は一部加工してある)。
▲京成上野からツアー向けの特別臨時列車に使用される3500形が初めて北総鉄道線と京成成田空港線(スカイアクセス線)に入線した。もともと東京都交通局浅草線に直通していたこともあり、3500形が変則ではあるが8両編成に組まれるのは久しぶりのことだ。

これに伴って8月1日のリバイバル塗装となる3600形3688編成を使用する特別臨時列車として『懐かしの京成電車運行ツアー』を開催します。まずは京成上野から3500形更新車(特別に8両編成に組まれた車両)に乗車し、京成本線ではなくなんと北総鉄道線および京成成田空港線(スカイアクセス線)を経由して成田空港第1ターミナル(KS-42)まで移動、徒歩で東成田線の東成田(KS-44)まで徒歩で移動し、そこから八千代台(KS-29)まで3600形3688編成に乗車する形となります。このツアーに備えてか、3500形更新車8両(京成上野寄りから3528+3527+3556+3555+3554+3553+3534+3533)が初めて北総鉄道線および京成成田空港線に入線する試運転を7月20日に実施しました。3600形3688編成のリバイバル塗装変更を記念して3500形をツアー向けの輸送列車に使用し、京成本線経由ではなく京成成田空港線を経由させるという、3500形8両編成の臨時列車、3600形3688編成の臨時列車とどちらとも撮影する価値はありそうですね。