1000形1081Fは同形式でかつ小田急電鉄の通勤形車両では初めて車内自動放送を試験搭載した編成であり、同形式リニューアル車両や他形式と異なり、英語放送は一切ありませんでした。残った4両も同様に搬出されるものと思われます。なお元1081Fから抜き取られた付随車2両(サハ1181・サハ1381)は前回の記事でご紹介した通り、動きから推察すると1055Fと1255Fで10両編成を組んだときの中間に入る先頭車2両(クハ1155・クハ1255)から差し替えの形で組み込まれる(10両固定編成化される)ものと思われます。この動きによって10両固定編成化であることが判明した場合、編成組み替えに伴う余剰で1055Fのクハ1155と1255Fのクハ1255も廃車となることが予想されます。
【1055Fと1255Fで10両編成を組み、中間の先頭車2両を付随車2両に差し替えた場合】
クハ1055+デハ1005+デハ1105+サハ1181+サハ1381+デハ1205+デハ1305+サハ1355+デハ1405+クハ1455 ※すべて予想、改番前です
【上記組成を10両固定編成として改番した場合】
クハ1097+デハ1047+デハ1147+サハ1197+サハ1297+デハ1247+デハ1347+サハ1397+デハ1447+クハ1497 ※すべて予想、改番後です