2020年7月17日

【制御装置も交換】東急電鉄5050系4000番台4111F(元0番台5173F)が出場、元住吉検車区へ

2020年6月20日に東急電鉄長津田検車区に回送された元住吉検車区所属の5000・5050系の元0番台5173F(クハ5173+デハ5273+デハ5373+サハ5473+サハ5573+デハ5673+デハ5773+クハ5873)に中間車2両が挿入され、4000番台4111Fとなって7月11日に試運転を行い、14日に所属先の元住吉検車区に回送されました。
▲5000・5050系の10両固定編成バージョン(一部は8両固定編成に組み替えが可能)である4000番台。“Shibuya Hikarie仕様”の4110Fに続くナンバーの4111Fがまさかの元8両固定編成からの改造で誕生した。
▲制御装置は8両固定編成の5175Fから供出された。4000番台4111Fの制御装置を4105F以降と揃えるため、新製当初から同タイプの制御装置を搭載していた5175Fのものと交換されたようだ。このため5175Fの制御装置は元0番台5173Fが搭載したものへと変更され、音が5151F~5154F・5157F~5172F・5174Fと同じものとなっている。

元0番台5173Fの元サハ5573(サハ4511)と元デハ5673(デハ4811)の間にデハ4611+サハ4711が組み込まれ、クハ4111(元クハ5173)+デハ4211(元デハ5273)+デハ4311(元デハ5373)+サハ4411(元サハ5473)+サハ4511(元サハ5573)+デハ4611+サハ4711+デハ4811(元デハ5673)+デハ4911(元デハ5773)+クハ4011(元クハ5873)となっています。制御装置は5175Fが新製当初から搭載していた後期型タイプのものに変更されています。これは4105F以降の制御装置がすべて後期型タイプで統一されていることから、後期型を搭載するデハ4611と揃えるために元5173Fと5175Fで制御装置をお互いに交換したものとみられます。このため5175Fの制御装置は現在では元5173Fが搭載していたものに変更されています。