2020年7月31日

【トップナンバー】東日本旅客鉄道E257系2000番台宮オオNA-01編成(元0番台長モトM-101編成)が登場

2020年7月29日、東日本旅客鉄道E257系0番台長モトM-101編成が長野総合車両センターで2000番台宮オオNA-01編成となって出場し、新たな所属先となる大宮総合車両センターまで自走回送されました。
▲E257系0番台のトップナンバーは2000番台のトップナンバーへと姿を変えて新天地へ。写真左側の元長モトM-101編成は宮オオNA-01編成となったが、右側の長モトM-111編成は転用改造されておらず臨時列車向けに残存している。
▲E257系0番台で長モトM-105編成も転用改造されず臨時列車向けに残存している。この関係から2000番台は宮オオNA-05編成以降ハイフン以下の番号が編成番号とずれている。

▲E257系0番台には中央線内基準で東京(JC-01)寄りに連結される付属編成が5編成(10両)在籍していたが、他社への譲渡を含めた活用は不可能だった。非貫通先頭車と簡易運転台を備える制御電動車のみのため、活用するうえでのネックとなった。
▲E257系0番台長モトM-116編成から改造された2000番台宮オオNA-13編成。2000番台だけでなく2500番台も登場しており、東日本旅客鉄道では最後の国鉄特急形車両でもある185系0番台・200番台の置き換えが一気に進みそうか。

E257系2000番台はこれで11編成目(99両)となりました。転用改造の流れを見てみると、長モトM-105編成、長モトM-107編成、長モトM-111編成(現在長野総合車両センターに入場中)の3編成を改造対象から外しているように思えます。元長モトM-106編成が宮オオNA-05編成、元長モトM-108編成が宮オオNA-06編成(当時は0番台の塗装のままだったが現在入場中で塗装変更)、元長モトM-112編成が宮オオNA-09編成、元長モトM-116編成が宮オオNA-13編成になっていることを考えると、これまでに3編成(27両)だけ残して転用改造されていることになります。一方の付属編成(5編成10両、非貫通先頭車のクハE257形0番台と簡易運転台を備えるクモハE257形0番台)は見た目上では先頭車と中間車のため、転用先が見当たらなかったのが実情であり、一時期は転用も囁かれていましたが、一部は前面部のLED式表示器と旅客用扉などが撤去されており、転用の確率はほぼなくなったとみていいでしょうね。E257系2000番台と連結する付属編成が房総エリアの特急列車などで使用されていた500番台からの転用改造(2500番台)になりますので、500番台から転用改造の対象となる編成がさらに出てくるのでしょうか。

【E257系0番台から2000番台への転用状況】  ※2020年7月30日現在
長モトM-101編成→宮オオNA-01編成
長モトM-102編成→宮オオNA-02編成
長モトM-103編成→宮オオNA-03編成
長モトM-104編成→宮オオNA-04編成
長モトM-105編成→臨時列車用に残存?
長モトM-106編成→宮オオNA-05編成
長モトM-107編成→臨時列車用に残存?
長モトM-108編成→宮オオNA-06編成
長モトM-109編成→宮オオNA-07編成
長モトM-110編成→宮オオNA-08編成
長モトM-111編成→臨時列車用に残存?
長モトM-112編成→宮オオNA-09編成
長モトM-113編成→宮オオNA-10編成
長モトM-114編成→宮オオNA-11編成
長モトM-115編成→宮オオNA-12編成
長モトM-116編成→宮オオNA-13編成

【E257系500番台から2500番台への転用状況】  ※2020年7月30日現在
千マリNB-06編成→宮オオNC-31編成(?)
千マリNB-07編成→宮オオNC-32編成