2020年7月8日

【検査はまだ先か】小田急電鉄1000形1065Fのリニューアル更新工事が完了、検査入場待ちへ

2019年度は小田急電鉄1000形1069Fと1094Fが大野総合車両所でリニューアル更新工事と重要部検査を受けましたが、2020年度のリニューアル対象と思われる1065Fが同年7月8日にリニューアルをほぼ終えた状態で大野総合車両所870番留置線に移動したようです。
▲大野総合車両所でリニューアル更新工事を受けた1000形1065F。前面部のロゴマークが未施工であるほか、制御車の台車は検査入場前の状態である。

今後は大野総合車両所での重要部検査施工まで留置が続くものとみられます。2020年度も1000形のリニューアル更新工事を含めた動向が注目されていますが、1065Fは予定通りリニューアル更新工事を受けましたが、その一方で1081Fのうち付随車2両を除く6両の廃車除籍処分が決まったことに私を含む鉄道ファンに大きな衝撃を与えました。この1081Fの動きによって1000形のリニューアル計画が変更になっている可能性が十分にあります。しかも4両固定編成と10両固定編成のリニューアルのみが行われていたため、今後の同形式の動きには注意した方がいいかもしれません。個人的には1092Fはリニューアル更新工事を受けてほしいところですね。1065Fのリニューアルと1081Fの廃車解体で残る1000形のリニューアルされていない編成は4両10編成(1051F・1053F・1054F・1055F・1058F・1059F・1060F・1061F・1062F・1068F)、6両4編成(1251F・1253F・1254F・1255F)、10両1編成(1092F)の合計74両となります。