2024年10月23日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-120編成(クハE217-2020以下4両)と都クラY-145編成(クハE217-2045以下4両)が新潟車両センター所属のEF64形1031号機に牽引されて所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲E217系都クラY-120編成がEF64形1031号機に導かれて都クラY-145編成とともに帰らぬ旅へ。
▲E217系都クラY-145編成がEF64形1031号機に導かれて都クラY-120編成とともに帰らぬ旅へ。
配給輸送された都クラY-120編成は1996年度に製造された3次車であり、約28年間の活躍、都クラY-145編成は1999年度に製造された8次車であり、約25年間の活躍でした。このうち都クラY-120編成は次に登場する4次車から基本編成の車内のトイレが車椅子対応仕様に変更される前の仕様ですが、付属編成のトイレは当初から和式であったため、同編成については組成変更はありませんでした。また都クラY-145編成は8次車ですが、3次車までの基本編成の21編成の1号車を車椅子対応トイレ付きに変更するとき、都クラY-122編成から都クラY-142編成までを車椅子対応トイレで製造して基本編成1号車と編成替えを実施していたため、都クラY-143編成以降はトイレ付き車両の組み換えの必要がないことから、組成変更はありませんでした。