2024年10月11日より、日立製作所笠戸事業所にて落成した東京地下鉄18000系18112Fの甲種輸送が実施されています。牽引は日本貨物鉄道新鶴見機関区から吹田機関区に転属していたEF210形340号機が担当しています。
▲前回の18000系18111Fが2022年10月に出場してから約2年、18000系の最新編成である18112Fが漸く出場を果たした。約2年ぶりの増備とあって仕様変更が行われている可能性が高い。なお8000系で現存する編成は8101F・8104F・8106F・8109F・8115F・8116F・8118Fの7編成である。
▲これまでの甲種輸送では東日本旅客鉄道横浜線内では18000系を5両ずつに分割して数日間に分けたうえで東急電鉄長津田検車区に一旦納車、後日10両に組成して、田園都市線の終電を待って鷺沼検車区まで回送すると納車が完了となる。
▲8000系は8110Fの廃車で7編成の在籍となっている。次に廃車となるのは果たして…。
18000系は2022年10月の18111Fを最後に車両増備が行われておらず、約2年ぶりの増備となりました。前回の18111Fまでとは異なる仕様が採用されている可能性があります。なお02系の置き換えを完了した丸の内線の2000系では途中から空気式ドアエンジンの仕様が17000系・18000系と同じタイプになっています。18112Fではどのような仕様変更が見受けられるのか注目したいところです。なお途中の東日本旅客鉄道中央線・横浜線が乗り入れる八王子(JC-22,JH-32)まで10両で輸送し、そのあと東日本旅客鉄道横浜線内で5両ずつに分けて数日間に分けて輸送され、東急電鉄長津田検車区に一旦納車されるものと思われます。最新編成の登場により8000系の動向が注目されます。
【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2024年10月12日現在
《現役》 7編成( 70両)
8101F・8104F・8106F・8109F・8115F・8116F・8118F
《廃車》12編成(120両)
8102F・8103F・8105F・8107F・8108F・8110F・8111F・8112F・8113F・8114F・8117F・8119F
【鷺沼検車区18000系の在籍状況】2024年10月12日現在
12編成(120両)
18101F・18102F・18103F・18104F・18105F・18106F・18107F・18108F・18109F・18110F・18111F・18112F