2024年10月28日・31日・11月4日・7日に東日本旅客鉄道山手線・京浜東北線・宇都宮線・高崎線・常磐線が乗り入れる上野(JY-05,JK-30,JU-02,JJ-01)では故障に強い分岐器への交換を進める線路設備強化工事を行う予定で、10月29日初電車、11月1日・5日・8日初電車の上野発着となる宇都宮線・高崎線・常磐線の一部列車で発着番線が変更されています。
▲初電車の上野発中心だが、分岐器交換のため所定では5番線~12番線から発車する下りの宇都宮線・高崎線・常磐線で発着ホームが地平ホームの14番線~17番線に変更されている。地平ホームへの移動に時間を要するので余裕をもって利用してほしい。
▲常磐線では直流電車を含めて特急列車が発着する16番線・17番線に変更された。直流専用のE231系0番台(都マト)・交直流電車のE531系0番台・3000番台(都カツ)が地平ホーム・特急専用ホームに入るのは非常に珍しい光景だ。
発着番線が変更された列車は工事当日の夜間(終電間際)および翌日の初電車(一部6時台最初まで)の宇都宮線・高崎線・常磐線列車で、本来は東京(JT-01,JU-01)寄りにある電車留置線に入庫するものもありますので、その電留線に入る列車については折り返しの臨時回送列車が設定されたほか、本来は高架ホームの5番線~12番線を発着する列車について地平ホームの14番線~17番線に変更となり(13番線からの発車はないが、折り返し回送に繋がる到着はある)、宇都宮線では所定ダイヤの521M列車・523M列車・525M列車、高崎線では所定ダイヤの821M列車・823M列車、常磐線では所定ダイヤの471H列車(平日71H運用)・531H列車(平日31H運用)・321M列車・551H列車(平日51H運用)・533H列車(平日33H運用)・325M列車で、常磐線では所定の列車番号で運転されましたが、宇都宮線・高崎線では列車番号に9000を追加した臨時列車扱いで運転されたものもありました。ちなみに現在の16番線・17番線を発車する特急列車は少なく、常磐線特急列車は平日の2053M列車の1本のみ(臨時特急列車で16番線発車のものもある)で、宇都宮線・高崎線の一部普通列車・快速列車でも16番線発車の列車があるようです。