2024年10月5日夕夜間から6日朝方にかけて、小田急電鉄の子会社の小田急トラベル主催の『開成宿泊所で宿泊体験 夜から朝までの乗務員さんのお仕事を大公開!』ツアー開催に伴い一部定期回送列車を客扱いした特別団体専用列車が運転されました。
▲10月5日の土曜休日N23N73運用(東京地下鉄千代田線に一切直通しない運用)に充当されたロマンスカー“MSE”60000形60051F+60254F。所定で0375レの折り返し海老名検車区に入庫する回9048レを特別団体専用列車として客扱いして走行した。
▲10月5日の土曜休日E31運用と6日の土曜休日E32運用に充当された3000形3087F(10両固定編成)。3173レ→1173レの折り返しで開成(OH42)構内留置線入庫の回9274レと翌日に構内留置線出庫の回9177レを特別団体専用列車として客扱いして走行した。
このツアーでは足柄(OH46)に近接の足柄乗務所、海老名検車区の見学、小田原(OH47)でのロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形の分割作業の見学のほか、運用終了後の入庫時および運用前の出庫乗務員の宿泊施設である開成宿泊所に宿泊する企画として行われ、海老名検車区見学のために海老名検車区に帰るロマンスカー“MSE”60000形60051F+60254Fを貸切にして客扱いしたほか、5日の土曜休日E31運用に充当された3000形3087Fの入庫回送時と翌日の出庫回送時(土曜休日ダイヤで開成構内留置線を最後に出庫したのがE32運用)を特別団体専用列車として客扱いしました。3000形で3色LED式+フルカラーLED式混在の編成が特別団体専用列車に使用されるのは珍しいことです(元3659Fに中間増備車2両を組み込んだ編成のため、2号車・3号車以外は3色LED式である)。