2024年7月27日まで営業運転に充当され、28日から舞浜ディズニーリゾートラインで貸切の運用に充当される予定だった、最後の初代車両である“Type X”10形41号編成(グリーン)が車両不具合を起こしたためか、運用を離脱していることが分かりました。このため貸切運用は当面のあいだ“Type C”100形のみで運用されています。
▲2024年9月の終電後の2周ラストランにやや黄色信号が…。舞浜ディズニーリゾートラインの“Type X”10形41号編成(グリーン)が車両不具合のためか当面の間運用を離れている。このため最後の営業運転は約23年前のリゾートライン開業日にあたる7月27日の午前中と夜間(終電間際まで)となっている。
▲9月1日にラストランを控える“Type X”10形41号編成だが、車両状況次第によっては引退が早まる可能性もゼロではない。ラストランを申し込んだ方は不安に思うことだろう。
“Type X”10形の運用離脱が明らかになったのは7月28日に予定されていた貸切運用への充当が車両不具合などの関係で中止となったことによるもので、公式ホームページでは運行予定なし(通常の営業列車のみ)の記載が続いており、貸切運用中心になるのかと思いきや、28日の2回目の貸切運用中止が明らかとなり、それに充当予定だったのが“Type X”10形41号編成と思われます。すでに4編成が廃車となっているため、ラストランまでに不具合を直していただきたいものです。現時点で最後の営業運転がリゾートライン開業日に重なっているということで、ラストランイベントを申し込んで当選された方の不安は尽きないでしょう。