2024年8月21日、東武鉄道南栗橋車両管区所属の50000・50050系51052Fの種別行先案内表示器と列車番号表示器が3色LED式からフルカラーLED式に一時更新され、平日74T運用に充当されました。ところが22日にはフルカラーLED式から3色LED式に戻されており、平日56T運用に充当されました。一時的な試験の可能性がありますが動向には注意です。
▲8月21日の平日74T運用充当のときには種別行先案内表示器・列車番号表示器が更新された50000・50050系51052F。しかし22日には元に戻されてしまった。8月21日限定の試験であったのだろうか。なお列車番号表示器の更新は元東上線の51009F以来のことである。
▲元東上線の50000系51008Fの列車番号表示器は3色LED式だが、51009FのはフルカラーLED式である。ただし種別行先案内表示器は元東上線時代のままである。
50000系列では東上線森林公園研修区に所属する編成を中心に種別行先案内表示器の更新が行われており、地上専用車両(池袋(TJ-01)発着のみ使用)では51005Fを除いてゴシック体のフルカラーLED式に更新が完了しているようです。地下鉄直通編成では51072F・51074Fの一部と51075Fのみ更新済みとなっています。ただし地下鉄直通編成は新製当初からフルカラーLED式で、明朝体から更新された程度です。今回は伊勢崎線系統にも波及するのではと期待されていましたが、21日限りで3色LED式に戻ってしまいました。今回の51052Fでは列車番号表示器が51009Fと同じものに更新されていたことから、今後の伊勢崎線系統および東上線系統の地下鉄直通対応編成の種別行先案内表示器と列車番号表示器の更新に影響を及ぼすものと見込まれます。伊勢崎線系統の編成のフルカラーLED化は進むのでしょうか…。