2024年8月29日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-116編成(クハE217-2016以下4両)と都クラY-117編成(クハE217-2017以下4両)が新潟車両センター所属のEF64形1030号機に牽引され所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲EF64形1030号機に導かれて旅立ったE217系都クラY-116編成。付属編成2本の廃車解体に伴う配給輸送列車は久しぶりだ。
▲EF64形1030号機に導かれて旅立ったE217系都クラY-117編成。
今回の配給輸送は日中時間帯に運転されました。基本編成単独・付属編成2本の廃車の場合は長野総合車両センターへの配給輸送で行われています。今回配給輸送された付属編成は双方とも1996年度に登場した3次車であり、約28年間の活躍でした。なお基本編成に車椅子対応トイレ車両を組み込む関係における組成変更はなかったため、クハE216形はいずれも電気連結器を持たない連結器となっていました。いよいよE235系1000番台のE217系置き換えも終盤に差し掛かっています。E235系1000番台基本編成の導入も都クラF-42編成の配給輸送によりあと9編成ですからね。