2024年8月8日

【地震に要注意!】東日本旅客鉄道など一部鉄道会社、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表に伴い減速運転を実施へ

2024年8月8日の16時43分頃に、宮崎県の日向灘を震源とするマグニチュード7.1(速報値)の地震の発生により、気象庁から南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されたことに伴い、東日本旅客鉄道・東海旅客鉄道・西日本旅客鉄道の一部路線の一部区間で減速運転を実施しています。この措置は当面のあいだ続きますので、本来より所要時間がかかります。遅延や運休が発生したりしますので最新情報にご注意ください。

東海旅客鉄道東海道新幹線では三島~三河安城間で減速運転を行っているほか、西日本旅客鉄道山陽新幹線では九州旅客鉄道九州新幹線(博多~鹿児島中央間)へと直通する一部列車で行先変更が行われています。ここでは東日本旅客鉄道の関連について記します。
▲東日本旅客鉄道では中央本線、東海道線・伊東線、東海道線を走行する寝台特急『サンライズ出雲・瀬戸』にも影響が出ている。このうち『サンライズ出雲・瀬戸』(下り東京(JT-01)21時50分発、上り東京7時08分着)は1週間程度運休となるので注意だ。

東日本旅客鉄道では中央本線大月(JC-32)~茅野間で、東海道線平塚(JT-11)~熱海(JT-21)間と伊東線(熱海~伊東(JT-26)間)で減速運転を実施しており、伊東線との直通運転を行う伊豆急行では全区間で減速運転を実施しています。遅延や運休が出ることもあるので注意してください。また285系を使用する寝台特急『サンライズ出雲・瀬戸』については少なくとも1週間は運休となります。減速運転を実施する区間を走行する特急列車(『あずさ』『かいじ』および『湘南』『踊り子』)にも影響することは間違いなさそうです。特急券などの払い戻しを予定している方は、当面先の日程でできるかどうかを調査し、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が解除されるまでは遠出や旅行を控えた方がいいかもしれません。