2023年10月5日

【トップナンバーに導かれ】東日本旅客鉄道E231系1000番台都コツS-14編成、東京総合車両センターに入場

2023年8月5日夜間の東日本旅客鉄道東海道線大船(JT-07)付近での衝突事故で大破し運用を離脱しているE231系1000番台都コツS-14編成が10月4日から5日にかけて所属先から伴車として連結された都コツS-01編成に牽引される形で東京総合車両センターに入場しました。
▲2023年8月の衝突事故で前面部が大破し青いビニールシートで覆われたE231系1000番台都コツS-14編成。青いビニールシートに覆われたクハE231-8042の前に都コツS-01編成を伴車として連結し東京総合車両センターに入場した。修理の可能性が高いが、損傷状況次第では廃車除籍処分となってしまう可能性もあり得そうだ。

今回入場した都コツS-14編成はドアエンジン更新済みでありながら貴重な制御装置未更新車となっています。事故当時は通常では回1974E列車となるところ、花火大会の臨時普通列車(9974E列車)として小田原(JT-16)→横浜(JT-05)間のみで客扱いを行い、横浜到着後に回送となる予定でした。すでにE231系1000番台の新製は終了しているため、修理を行うものと予想されますが、もしくは損傷の状況によって廃車除籍処分となってしまうのか、今後の状況が注目されています。回送だけですが、国府津車両センター所属のE231系1000番台のみでの5両+5両は非常に珍しい光景となっています。