2023年10月30日

【運用離脱は早かった】小田急電鉄8000形8256F(6両固定編成・2004年度リニューアル車)、廃車除籍処分に

2023年10月22日に小田急電鉄海老名検車区で撮影会が実施され、28日の5326レ(土曜休日A24運用)で大野総合車両所に入庫して運用を終えた8000形8256F(6両固定編成・2004年度リニューアル車)が30日に89番構内留置線で空調装置やパンタグラフなどの撤去作業を受けています。この編成は廃車除籍処分となる見込みです。
▲10月22日に海老名検車区で撮影会を行った8000形8256Fがその後の数日間の運用ののち休車状態をほとんど経ずに廃車除籍処分に。前回の8254Fでは貫通扉など残存編成のための一部の部品取りが行われたが結局譲渡されることは叶わなかった。
▲2022年10月の8000形4両固定編成の8056Fの衝撃的な廃車除籍処分から約1年、ついには6両固定編成の8256Fも廃車除籍処分となった。相方を再び失った4両固定編成の8064Fはどうなるのだろうか。

これまでに8000形は8052F8054F8055F8056F8060F8062F8251F8254F8255F8259F8264Fの11編成54両が廃車除籍済みなので、今回の8256Fの動きから、同形式の廃車は通算12編成目(合計60両)となりました。4両固定編成の8061Fは現時点では6両固定編成の8260Fと組まれて引き続き運用されていますが、11月18日と19日にロマンスカー“VSE”50000形50001Fとともに追いかけっこリレーに使用される予定で、追いかけっこリレー終了後の動向が注目されます。8256Fの除籍で残るは6両10編成(60両)と4両10編成(40両)の合計20編成100両となっていますが、6両固定編成の8261Fが喜多見検車区に運用離脱の状態となっているほか(西武鉄道譲渡の有無を含めて動向注意)、8061Fが廃車除籍処分となると、在籍両数は100両を切ります。

【8000形の在籍状況】※2023年10月30日現在 全体…20編成100両/32編成160両
《4両固定編成》
運用中…10編成(40両) ※8061Fは特別団体専用列車充当後の動向に注意
8051F8053F8057F8058F8059F8061F8063F8064F8065F8066F
休車中…  0編成(  0両)

廃車済…  6編成(24両)
8052F8054F8055F8056F8060F8062F
《6両固定編成》
運用中…  9編成(54両) ※8261Fは西武鉄道譲渡を含めた動向に注意
8252F8253F8257F8258F8260F8262F8263F8265F8266F
離脱中…  1編成(  6両)
8261F
休車中…  0編成(  0両)

廃車済…  6編成(36両)
8251F8254F8255F8256F8259F8264F