2023年10月25日、相模鉄道では2023年11月に相鉄ジョイナスが開業50周年を迎えることから、相模鉄道と相鉄ジョイナスの特別企画として11000系の両先頭車前面部に1960年代に実際に運転されていた『おかいもの電車』のラッピングを施して相鉄本線・いずみ野線のみで運転されることが発表されました。このラッピングの当該編成は11002Fとなります。
▲1960年代に実際に運転されていた『おかいもの電車』が11000系11002Fへのラッピングで復刻される。2023年3月のダイヤ改正まで存在した急行の前身が準急で、横浜(SO-01)~海老名(SO-18)間の準急で二俣川(SO-10)にも停車する1往復が『おかいもの電車』となっていた(当時の準急は横浜~希望ヶ丘(SO-11)間が途中無停車だった)。当該編成の運転時刻は公表されることとなっており、狙う時はぜひ調べることをお勧めする。
『おかいもの電車』復刻ラッピング編成となる11000系11002Fの運転時刻は『そうにゃんトレイン』の11000系11001Fとともに運転ダイヤが公表されることとなっており、基本的には50番代・60番代(ただし代走で10番代)の運用に入ります。運用番号は基本的にダイヤの乱れがない限りは番号順に順当に流れていきますが、そうでない場合もあります(再出庫などで変更されることはある)。また新横浜線全線と相互直通運転先路線での運用はありませんのでご注意ください。運転期間は2023年11月3日から12月下旬頃までの予定です。11000系11002Fに掲出されるッドマークは横浜寄りのクハ11002では実際に掲出されていた買い物バッグを咥えた鳩のイラストに『オカイモノ 急』と書かれたものが、海老名寄りのクハ11902はそのイラストをベースに『オカイモノ 急』ではなく『ドッチモ 定期』と書かれたオリジナルのものとなります。これは新横浜線新横浜(SO-52)までの開業を機に導入した『YOKOHAMAどっちも定期』(新横浜線西谷(SO-08)~新横浜間を含むIC通勤定期乗車券を持った乗客が追加料金を払うことなく横浜でも乗降できるサービスのこと)をさらにPRする狙いがあります。