2023年10月4日

【普及なるか】小田急電鉄3000形3092F(10両固定編成)、アンデス電気株式会社製の車内防犯カメラが設置される

2023年9月下旬ころより、小田急電鉄3000形3092F(旧川崎重工業8次車&9次車・10両固定編成)の旅客用扉付近のLED照明がアンデス電気株式会社製と思われる車内防犯カメラ付きのものに交換されて運用されています。3000形では6両固定編成のリニューアル車(3267Fを除く)に設置されていますが、10両固定編成ではこの3092Fが初めての設置になります。
▲車内照明を蛍光灯からLED式に交換して約3ヶ月、10両固定編成の3000形では初めて車内防犯カメラが設置された。最初に設置されたのはなんと3092Fであり、車内LCD式旅客案内表示器は1画面のまま交換されていない。
▲3000形3092Fに設置されている車内防犯カメラは“IoTube”ではなくこのタイプとみられる。

3000形の車内防犯カメラはリニューアル更新工事を受けた3265F3266F3268Fに設置されていますが、同形式リニューアル車以外では初めてのこととなります。車内防犯カメラの形状から東急電鉄や京王電鉄で導入されている“IoTube”ではなく、リニューアル車と同じアンデス電気株式会社のものと思われます。3000形で車内照明が更新される際には大野総合車両所に通電されずに留置されている場合に行われており、照明の更新と同時に防犯カメラ付きのものに交換された例はリニューアル車を除きありません。

【3000形の防犯カメラ設置状況】※2023年10月4日時点
《設置済》※下線部はリニューアル車
3265F3266F3268F3092F

《未設置》
上記以外の編成(リニューアル車の3267Fを含む)