2023年10月2日に小田急電鉄大野総合車両所構内でパンタグラフや空調装置などが撤去され廃車除籍処分となった小田急電鉄8000形8254F(6両固定編成・2003年度リニューアル車)のうちデハ8304・サハ8454(元デハ8404・子育て応援車両)が19日に車体を分割され陸送されました。
▲2021年11月以来、約11ヶ月ぶりの8000形6両固定編成の廃車除籍処分となった8254F。西武鉄道への譲渡がなくなったため、デハ8304・サハ8454が車体を分割されて旅立った。サハ8454は2003年度のリニューアル更新工事施工の際に同形式で元電動車から改造されて登場した初の付随車で(元デハ8404だった)、子育て応援車両として設定されていた。
陸送された2両のうち、サハ8354は子育て応援車両として設定されましたが、元デハ8404であり、2003年度のリニューアル更新工事の際にデハ8404を電装解除して登場した初めての付随車でした(その際に車番に50が足されていた)。久しぶりに8000形6両固定編成が廃車となったため同形式の子育て応援車両の廃車も8259Fのサハ8459以来となります。
【8000形の在籍状況】※2023年10月19日現在 全体…21編成106両/32編成160両
《4両固定編成》※8061Fはイベント終了後に廃車除籍処分の見込み
運用中…10編成(40両)
8051F・8053F・8057F・8058F・8059F・8061F・8063F・8064F・8065F・8066F
休車中… 0編成( 0両)
廃車済… 6編成(24両)
8052F・8054F・8055F・8056F・8060F・8062F
《6両固定編成》※8256Fはイベント終了後に廃車除籍処分の見込み
運用中…11編成(66両)
8252F・8253F・8256F・8257F・8258F・8260F・8261F・8262F・8263F・8265F・8266F
休車中… 0編成( 0両)
廃車済… 5編成(30両)
8251F・8254F・8255F・8259F・8264F