2023年3月6日

【ついに実車登場】東武鉄道N100系“SPACIA X”のN101FとN102Fが日立製作所笠戸事業所を出場、甲種輸送される

2023年3月5日、日立製作所笠戸事業所で製造された東武鉄道500系以来となる特急形車両N100系2編成12両の甲種輸送が実施されています。この系列は最終的には4編成24両を新製投入し、2023年7月15日より営業運転の開始を発表しています。
▲(イメージ)東武鉄道では500系以来の特急形車両となるN100系がついに登場。側面部車番からN101FN102Fの2編成とみられる。最初の2編成(N101FN102F)が登場したので、あと2編成(N103FN104Fの2編成12両)が登場予定である。

新型の特急形車両N100系は6号車『N101-1』・5号車『N101-2』・4号車『N101-3』・3号車『N101-4』・2号車『N101-5』・1号車『N101-6』から構成されるN101F、6号車『N102-1』・5号車『N102-2』・4号車『N102-3』・3号車『N102-4』・2号車『N102-5』・1号車『N102-6』から構成されるN102Fとなっていて、スタンダードシート(普通席)に加えて座席配置が1列×2列のプレミアムシート、さらに特別座席の1人・2人・4人で利用可能なコックピットラウンジ、2人定員のボックスシート、4人定員のコンパートメント、7人定員のコックピットスイートが設置されています。また1号車以外の奇数号車にはシングルアームパンタグラフが2基ずつ設置されていて、制御装置は日立製作所製SiC素子と思われます(先頭車を制御車とすると4M2Tの可能性)。側面部の行先案内表示器はフルカラーLED式ではなくLCD式タイプのように見えます。またダイヤは浅草(TS-01)~東武日光(TN-25)・鬼怒川温泉(TN-56)間を毎日2往復、木曜日・金曜日と土曜休日はさらに2往復を運転することが発表されています。最初の2編成を営業運転に投入するため、予備車両確保の観点から1~2本の運用となり、後者の2往復は祝日を除く月曜日から水曜日までは100系で運転され、その列車は『けごん』となります。

【東武鉄道N100系運転ダイヤ】列車名は『スペーシアX』
①毎日運転
日1050←浅0900 3号
日1155→浅1345 4号
鬼1603←浅1400 7号
鬼1637→浅1845 8号

②木曜日・金曜日・土曜休日運転
※月曜日・火曜日・水曜日の平日のみ100系で運転
日0939←浅0750 1号
日1045→浅1235 2号
日1448←浅1300 5号
日1543→浅1735 6号