2023年3月22日、西武鉄道新宿線南入曽車両基地に所属していた2000系2403F(2両固定編成)と2511F(4両固定編成)が横瀬車両基地へ自走回送されました。廃車除籍処分に伴うものと思われます。この補填として6000系6103Fが新宿線で運用されています。
▲3月18日のダイヤ改正からわずか4日で旅立った2000系2403F(2両固定編成・写真)と2511F(4両固定編成)。このうち2403F(2両固定編成)は2両固定編成で数少ない字幕式車両で上石神井車両基地での撮影会に使用されていた。
▲廃車除籍処分となった2000系に代わり、6000系6103Fが新宿線で運用されている。最初の2本以外は池袋線系統で活躍してきたが、6108Fを皮切りに新宿線へと本格転配され運用されているようである。
旧タイプの2000系は2403F(2両固定編成)の廃車除籍処分により、6両固定編成が1編成(6両・2031F)と2両固定編成が3編成(6両、2409F・2417F・2419F)の4編成12両となりました。旧タイプの2000系の完全消滅が迫ってきているほか、3月20日にはこれまで池袋線系統で活躍した2000系2両固定編成の3編成(2461F・2463F・2465F)が南入曽車両基地に回送されており、こちらは新宿線系統に移るものと思われます。池袋線系統の女性専用車ステッカーは撤去されていませんでした。また新宿線系統では6000系6103Fが運用に入り、こちらも池袋線系統から新宿線系統(小手指車両基地から玉川上水車両基地)に移ってきたものと思われます。2000系の置き換えを進めるために40000系ロングシート車仕様を池袋線系統に投入し(転換クロスシート車は常に数本が新宿線に貸し出される形になっている)、6000系を含めた車両転配を行っているものと思われます。池袋線に残った2000系は8両固定編成のみとなっているため、単独運用が濃厚です。